宗澤政宏の慈善事業に関するお知らせ

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ダイヤモンドソサエティからの旅①

【要約】

この記事ではダイヤモンド片山津温泉ソサエティとその周辺をどのように旅すると楽しめるか、岡部さんの旅を通してご紹介します。

 

【はじめに】

宗澤政宏氏が代表を務めるダイヤモンドソサエティは、全国でリゾートホテルを経営しています。今回は、ダイヤモンド片山津温泉ソサエティとその周辺の楽しみ方を、岡部さんの旅を通してご紹介します。

 

【片山津温泉ソサエティ~岡部さんの旅路~】

1989年から2010年までの21年間、朝日放送の「探偵!ナイトスクープ」の秘書役を務めていた岡部さん。

最近はエンタテイメント以外にも、「暮らし」にまつわる企画のイベントやエッセーの執筆に、知的でキュートな個性を発揮しています。

「最近は仕事でもプライベートでも、旅する機会が増えました。日常から一歩、足を踏み出すと思いがけないコト、モノ、ヒトに出会えます。」

 

旅の荷物をほどいて、再びロビーに現れた岡部さん、「わたし10年ほどまえに、ここに来たことがあるはず」といささか興奮気味。

「確かに10年前にお越しいただいております」と副支配人の三木さん。

当時、片山津温泉ソサエティのロビーで、画家・長谷川正子さんの個展が催されていて、長谷川さんの知り合いでもある岡部さん、「探偵!ナイトスクープ」を終え、大阪からこちらに駆け付けたそう。「絵はもちろん、スタッフのみなさんが優しくて、心底やすらいだことが蘇ってきました。不思議ですよね、お部屋の窓を開け、凛とした空気に触れるまで、記憶の底に沈んでいたのに」。

期待が高まる10年後の旅、どんな出会いが待っているのでしょうか。

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【伝統的なJAPANに魅せられ、美しい日常を夢見る】

蒔絵師・吉田さんの手から生まれる、漆の抹茶碗。掌に載せると、見た目の重厚さに反して、ふわりと軽く、柔らかさが伝わってきて、さらに口当たりの優しさに驚かされます。

 

「ここ山中温泉に漆が伝わったのは、安土桃山時代。以来、山中塗りの産地として栄え、蒔絵師の長男に生まれた私は、お茶道具一筋に60年の歳月を重ねてきました。」

その昔はほの暗い灯りのなかで目を凝らし、嗜まれたお茶の世界。

そこに浮かび上がる漆黒の美、加飾の華に、時空を超えて触れてみたい気がします。

 

「美味しいお茶やプチフールに目が無かったマリー・アントワネットは、日本の漆器をジャパンと呼び、こよなく愛したそうですね」と岡部さん。

最近、華正ワールドに現代版印籠とも呼ばれる福籠など、オシャレで粋な小品がお目見えするようになりました。

「今を生きる人が使いたくなるようなモノを作ってこそ、伝統は受け継がれると思う」と華正さん。精緻を極めた幸せの小箱に心奪われた岡部さん、大切な人への贈り物に福籠を選びました。もちろん、迷い、手に取り、その温もりを確かめて。その先に贈られた人の喜びが見えるようです。

 

【光と風を感じる美術館で、絢爛豪華な九谷焼の世界に遊ぶ】

公園を散策しながらたどり着いた館は、自然のなかに溶け合う庭園ミュージアム。

「周りになじむよう、赤瓦や石床など多くの部材は南加賀旧家のものを生かして。柱はベンガラ入りの漆塗り、漆喰壁は左官職人のコテの手仕事を残して」と副館長の中矢さん。

 

加賀の匠の手業が随所に残る美術館は、昔からここにあったような佇まいです。

およそ360年の歴史を持つ九谷焼は、大胆な構図と、赤・緑・紫・紺青・黄の鮮やかな色絵で絵付けされた色絵磁器です。

中でも、前田家のために焼かれた古九谷は、一品主義。クラフトではなくアートの領域で、今も作家の数だけ個性を誇ります。

 

ひとつひとつに目を見張る岡部さん。「ここは九谷焼の絵皿の住まいのよう。文化の大スポンサーだった前田のお殿様はちょうど、イタリアのメディチ家のような存在だったのでしょうね。」繊細、かつダイナミック。皿をキャンパスに、狩野派や琳派の絵師が腕を振るったというそれらは、圧巻のライブ感を携えて、見る人の心を鷲掴みにします。

 

【最後に】

このように、ダイヤモンドソサエティは地域密着型の経営を通してお客さまに多くの楽しみをご提案しています。これも、宗澤政宏氏の経営手腕の高さが成し得たものではないでしょうか。