【要約】
ダイヤモンドソサエティの各ホテルには、それぞれ機能の異なる温泉が用意されています。今回は、そんなダイヤモンドソサエティの温泉の魅力や楽しみ方をご紹介します。
【はじめに】
宗澤政宏氏が代表を務めるダイヤモンドソサエティは、全国各地でリゾートホテルを経営しています。
各ホテルには特色ある施設が用意されていますが、なかでもお客さまが楽しみにしている施設の一つが「温泉」ではないでしょうか。
これから4記事に渡って、ダイヤモンドソサエティの温泉の魅力や楽しみ方をご紹介していきます。
【温泉ソムリエが教える温泉の楽しみ方】
温泉ソムリエとは、「温泉」と「ソムリエ」を組み合わせた造語です。
ワインのソムリエが専門技術をもってお客さまにサービスするように、温泉の効果的な入浴方法や知識を学び、お客さまへのサービスを向上するためにはじめられたものです。
ダイヤモンドソサエティには温泉ソムリエ協会が認定する「温泉ソムリエ」と、「温泉ソムリエマスター」が在籍しており、温泉の楽しみ方をご案内しております。
【温泉と正しく付き合うために】
温泉が合う、合わないは個人によって違います。
自分に合わない温泉でも、他の方には合う温泉かもしれません。
温泉の効果は成分だけでなくいろいろな要素が影響しあって発揮されます。
また、温泉は特定の疾患を「治療」するというよりは、身体全体の体調を整える「健康増進」や「予防」で力を発揮します。
偽りの薬でも、効果があるといって投与すると、実際に症状が改善される場合があります。いわゆるプラシーボ効果です。
思い込みが体に及ぼす影響を考えると、温泉ソムリエが温泉のすばらしさを伝えれば、その効果はより大きくなるといえるのかもしれません。
ちなみに、温泉は薬ではないので、効果のことを効能とは言いません。
本来は適応症と言わなければならないのです。
【温泉ソムリエ伝授の温泉入浴10カ条その①】
「入浴前後に1杯ずつの水を飲むべし!」
入浴すると発汗により血液粘度が高まり、「ドロドロ血」の状態になります。入浴後だけでなく入浴前にも水分補給をするのがポイントです。
具体的には、入浴前の15~30分前までに水分補給しておくと、「サラサラ血」になりやすいです。水や麦茶のほかにもオレンジジュースやスポーツドリンクなどもおすすめです。
【温泉ソムリエ伝授の温泉入浴10カ条その②】
「入浴前にかけ湯をすべし!」
かけ湯は、身体の汚れを落とすというマナーだけでなく、温泉の泉質や温度を体に慣らすためのものでもあります。
心臓の遠くから順にかけ湯をしていきましょう。
【温泉ソムリエ伝授の温泉入浴10カ条その③】
「頭には濡れたタオルをのせるべし!」
立ちくらみには、熱いお湯をしみこませたタオルで頭の血管を開きましょう。
のぼせは、頭に血が上った状態なので、逆に冷たい水をしみこませたタオルをのせましょう。
実践的には、のぼせやすい「内湯」と「夏の露天風呂」では冷たいタオルを頭に、脳の血管が収縮して危険な「冬の露天風呂」には熱いタオルを頭にのせましょう。
【温泉ソムリエ伝授の温泉入浴10カ条その④】
「分割湯をすべし!」
長く温泉を楽しみたい場合には、短い入浴と休憩を繰り返す分割湯がおすすめです。最初の入浴は5分ほど、間に休憩を3分以上とり、それを3回繰り返す程度にすると良いでしょう。その方が、湯冷めしにくいのです。
【温泉ソムリエ伝授の温泉入浴10カ条その⑤】
「疲労回復には温冷交互浴が有効!」
膝下にお湯をかけること3分、水をかけること1分、これを3~5回ほど繰り返すと、末梢血管が広がり、乳酸などの疲労物質が排泄されやすくなります。疲れを回復させる効果は抜群です。
【最後に】
今回は、ダイヤモンドソサエティに所属する温泉ソムリエが教える、温泉の楽しみ方をご紹介しました。
宗澤政宏氏が代表を務めるダイヤモンドソサエティの温泉の魅力、次回以降も、引き続きご紹介していきます。