【要約】
ダイヤモンドソサエティの各ホテルには、それぞれ機能の異なる温泉が用意されています。今回は、そんなダイヤモンドソサエティの温泉の魅力や楽しみ方をご紹介します。
【はじめに】
宗澤政宏氏が代表を務めるダイヤモンドソサエティは、全国各地でリゾートホテルを経営しています。
前回に引き続いて今回も、そんなダイヤモンドソサエティの温泉の魅力や楽しみ方をご紹介していきます。
【温泉ソムリエ伝授の温泉入浴10カ条その⑥】
「入浴するときも、上がるときも、ゆっくりと!」
入浴時は負担を軽くするために「足浴→半身浴→全身浴」の順でゆっくりと入浴しましょう。
お風呂からあがるときは、身体の表面やより下半身側に血液が移動するので、脳貧血を起こしやすいのです。
そこで、入浴する際の逆で、「全身浴→半身浴→足浴→ゆっくり立ち上がる」という流れを作りましょう。
【温泉ソムリエ伝授の温泉入浴10カ条その⑦】
「温泉では身体を洗うのは入浴してから!」
温泉では、身体を洗ってから入浴するのではなく、入浴してから身体を洗いましょう。
温泉入浴により、不要な角質や毛穴の汚れを取りやすい状態を作ってくれます。
【温泉ソムリエ伝授の温泉入浴10カ条その⑧】
「身体は手で洗う!」
温泉で角質や毛穴の汚れが取れやすい状態を作ったら、身体は手で洗いましょう。
すでに温泉の刺激を受けているので、タオルでごしごしとこするのは刺激が強すぎて肌を痛める場合があります。
【温泉ソムリエ伝授の温泉入浴10カ条その⑨】
「あがり湯は新鮮な温泉で」
温泉には、皮膚の表面に膜を作り保湿する成分があります。
また、入浴後も温泉成分は肌に浸透します。あがり湯をするなら、温泉の湯口から桶で新鮮な温泉をとり、適温に冷ましてから肩からかけましょう。
【温泉ソムリエ伝授の温泉入浴10カ条その⑩】
「入浴後にビール!?」
アルコール摂取もともに血行を良くするものですから、入浴後は30~60分程度休憩してから飲酒をするのが理想的です。
ただし、ビールは利尿作用が高く、飲んだ量より多くの尿が出ることもあるので、ビールそのものは水分補給にはなりません。
ビールを安全に飲むためにも、入浴前の水分補給を心掛けましょう。
【ダイヤモンドソサエティの温泉】
これ以降は、ダイヤモンドソサエティ各ホテルの温泉をひとつずつ取り上げ、その効能や楽しみ方をご紹介していきます。
【元箱根温泉 ダイヤモンド箱根ソサエティ】
病気療養を目的とする湯治の場としても古くから人気がある箱根温泉郷は、全国で第5位の湧出量を誇り、その量は1日で2万5千トンとか。泉質はアルカリ性単純温泉から、食塩泉(ナトリウム・塩化物泉)、石膏泉(カルシウム・硫酸泉)、硫黄泉など、約20種類にも及びます。
当館のある芦ノ湖・芦の湯エリアは、無職透明の炭酸水素塩泉・硫酸塩泉。浴用においては皮膚の表面を軟化させる効果があり、皮膚病では乾癬、慢性湿疹、ニキビ、皮膚のかゆみや火傷、切り傷などに良いとされています。
また、皮膚表面から水分の発散が盛んになり、体温が放散され清涼を感じるため、「清涼の湯」とも言われています。
皮膚を滑らかにするため、つるつる美白効果があり、典型的な「美人の湯」です。
【ダイヤモンドあずみ野温泉ホテル】
あずみ野温泉ホテルの温泉は、無色透明、無味無臭でメタケイ酸の量が全施設のなかでダントツに多いのが特徴です。
pH値が8.8と高く、古い角質や汚れを落としてくれる石鹸のような作用が期待でき、お肌がすべすべつるつるになることから美肌効果も期待できます。
体に優しい成分の薄い温泉なので、刺激が少なく、高齢者や子ども、デリケートな女性向きで、もっとも湯あたりしにくい泉質です。また刺激が少ないので脳卒中のリハビリなどにも利用され、「脳卒中の湯」「神経痛の湯」などとも言われています。
【最後に】
今回は、温泉ソムリエが教える温泉の楽しみ方や、ダイヤモンドソサエティ各ホテルの温泉についてご紹介しました。
次回以降も引き続き、宗澤政宏氏が代表を務めるダイヤモンドソサエティの温泉の魅力をご紹介していきます。