【要約】
宗澤政宏氏が代表を務めているダイヤモンドソサエティは、全国でホテルを経営しています。今回はそんな各ホテルのスタッフの方から見た、ホテルの歴史を振り返ります。
【はじめに】
宗澤政宏氏が代表を務めるダイヤモンドソサエティは、全国各地でホテルを経営し、長年にわたってお客様をおもてなししています。ホテルの歴史は人の歴史であり、刻んだ年だけ思い出が残るものです。そこで今回は熟練のホテルスタッフたちが、ホテルと人の歩みを語ってくれます。
【ダイヤモンド京都ソサエティ ラウンジ江南さん】
<プロフィール>
2002年入社。ラウンジで10年勤務。ときにはレストランでヘルプとして勤務することも。
▼お客様とお話しできる時間が何よりも楽しいひと時です
ダイヤモンド京都温泉ソサエティで15年間勤めています。入社したころはレストランスタッフとして勤務しておりましたが、5年目からラウンジに配属されました。
長く勤めているとお客様に顔を覚えていただけることがうれしいですね。古くからのお客様とはお会いすると必ずお話するのですが、時には1時間以上話し込んでしまうことも(笑)。お客様との時間を心から楽しんでいます。
とくに、印象に残っているエピソードは、毎年、春と秋にご家族でお越しになられるお客様がいらっしゃるのですが、一週間ほど宿泊されている間、毎日必ずわたしとお話ししてくださること。京都の観光地についてなど、いつもいろいろなお話をさせていただいています。
ラウンジのカウンターの正面に大きな窓があり、季節の移りかわりを見ながら楽しんで仕事させていただいています。いつも感謝の気持ちでいっぱいです。
【ダイヤモンド有馬温泉ソサエティ フロント関川さん】
<プロフィール>
2004年入社。ダイヤモンドあずみ野温泉ホテルで10年勤務したあとにダイヤモンド有馬温泉ソサエティへ異動。4年目をむかえる。あかるく誠実な青年としてお客様からも人気。
▼長く勤めれば勤めるほどお客様とのご縁ができるのを実感
わたしはダイヤモンドあずみ野温泉ホテルから4年前に異動してきたのですが、赴任してすぐにあずみ野のハイキング同好会のみなさまが約20名で当館をわざわざお訪ねいただき、わたしも六甲登山にお供し、楽しい時間を過ごしました。長野県でお会いしたみなさまと六甲登山ができるというのもご縁ですよね。
有馬の話ではありませんが、あずみ野時代にハイキング同好会の担当になり、素人だったわたしはメンバーの皆様にハイキングや登山のノウハウをご指導いただきながら、里山からスタートし、最終的に北アルプスの槍ヶ岳までなんとか登れるようになりました。
ご指導くださったお客様がおひとり亡くなりになった際には、同好会の皆さまと想い出深い槍ヶ岳へ追悼登山をおこないました。亡くなったお客様のお写真とともに2泊3日かけてのぼり、その方が大好きだった標高3180メートルの空に近いところでお別れをしたことで、本当にもうお会いできないんだと涙ぐんでしまったことを覚えています。
出会いがあれば別れがあるのは必然ですが、若かったわたしには強く印象に残っており、いまもお客様のことや追悼登山は大切な思い出となっています。
【さいごに】
宗澤政宏氏が代表を務めるダイヤモンドソサエティでは、スタッフがお客さまと積極的にコミュニケーションを取り、公私にわたって関係を築くことも頻繁にあるなど、親しみやすい雰囲気が生み出されています。お客さまが快適にお休みいただけるよう、ダイヤモンドソサエティのスタッフの方々、そして宗澤政宏氏はこれからも努力を続けていくことでしょう。ぜひ今後の活躍にご期待ください。