【要約】
全国に広がる宗澤政宏氏が代表を務める、ダイヤモンドソサエティ。ホテルで楽しめるお食事や、旅のルート案内、周辺観光スポット、シェフやお料理などなど今すぐ旅行に行きたくなってしまいそうな情報をお届けしてまいります。ここでは、ダイヤモンド有馬温泉ソサエティのシェフについてご紹介します。
【はじめに】
宗澤政宏氏が代表を務めるダイヤモンドソサエティは、全国津々浦々にホテルや施設を構え、多くのお客様方を極上の空間へとご案内しています。今回はダイヤモンド有馬温泉ソサエティのシェフについてご紹介します。
【CHEF’S JOURNAL】
今回のシェフズジャーナルは、25年以上、京料理にたずさわっている「ダイヤモンド有馬温泉ソサエティ」の別府料理長が登場。料理人を目指したきっかけや、お客様に対する想いを語ります。
【一人一人のお客様としっかり向き合いたい】
物心ついた頃から将来は料理人になりたいと思っていました。小学校の卒業文集にも「都会に出て料理人になる」と書いたほどです。水産関係で働いていた父の影響もあったのかもしれません。高校を卒業してから地元の鹿児島を出て、京都の旅館で働き始めました。皿洗いなど雑用に追われながらも、「早く上手くなって料理がしたい」という一心で仕事の合間の時間は必死に練習を重ねる日々でした。京都では他に料亭やホテル、百貨店などでも働き、料亭では丁寧に仕事をすることを覚えましたし、ホテルでは数をこなすことも覚えました。ここ有馬は、集大成というと大袈裟ですが、今までやってきたことが発揮できる場所だと思っています。質の高い料理を作ると同時に数もこなさないといけない。今までの経験が役に立っています。
やりがいや喜びを感じる瞬間は、お客様が料理を楽しんだ後、次の予約をして帰ってくださった時です。初めて来てくださるお客様はもちろん、毎月必ず来てくださる方、月に何度も来てくださる方もいらっしゃいます。そういうお客様との関係性ができるよう、また心からご満足いただけるように、これからも一人一人のお客様と向き合いながら料理を作り続けていきたいと思っています。
【別府料理長のこぼれ話 〜下ごしらえに込められた想い〜】
美味しい料理を作るうえで、下ごしらえは欠かすことのできない大切な工程。京料理の基本とも言える「出汁」や職人技が光る「飾り切り」に込めた想いに迫ります。
【職人の技と極意が詰まった 出汁は料理の決め手】
質の高い料理の提供と同時に数もこなす有馬の厨房では、出汁をひく際も工夫を凝らしています。お吸い物に使用する出汁と、煮炊きもの や出汁巻き玉子、茶碗蒸しなどに使用する出汁の2種類を用意しています。煮炊きものなどには鮪節や 鰹節、昆布などが配合された専用の出汁パックを作り、約200人分を毎日ひいています。
【6時間以上浸けこんだ昆布の旨味と 鰹の香りを感じる上品な味わい】
お吸い物用の出汁は特にこだわって丁寧に仕込んでいます。使用しているのは、北海道産の「利尻昆布」と鹿児島県産の鰹節。 昆布は6時間以上浸けこみます。 季節によっては前日から浸けることも。お客様に鰹の香りを届けたいので、ひき始めるタイミングも大切 にしています。昆布のエキスが十分に出て、鰹の香りが残るように、夕食の時間に合わせてできるだけギリギリでひくように心がけています。
【最後に】
ダイヤモンドソサエティでは、様々なお料理プランが楽しめ、周辺の観光施設も楽しむことができ、宿泊してリフレッシュやエナジー補給をすることができます。旬な食材を使ったお料理は、宿泊者の方々に、濃厚な時間を与え、人生の有意義な時間を提供することでしょう。また、主催や協賛するイベントなどを通して、積極的に慈善事業活動を行っています。
代表を務める宗澤政宏氏は、これからも個性的なスタッフを支えていき、ダイヤモンドソサエティの会員さんがさらに充実できるサービスやホスピタリティを充実させ、ツアーや施設の充実をはかり、ますます、お客さまの快適な旅路のサポートしていくことでしょう。